
最後の10周、0.2秒差でピッタリと後ろにつくマクラーレンを抑えぬいたトゥルーリ(TOYOTA)のドライビングに鳥肌が立った。
F1フランスGPでTOYOTAが2年ぶりに表彰台を獲得。TOYOTAのF1参戦に死力を尽くしたオベ・アンダーソン元代表(TOYOTA F1)の訃報が6月11日に届いてからはじめてのレースで、チーム一丸となって勝ち取った表彰台。
F1は技術の進化と逆行しておもしろさが減退していったと言われている。特に2000年以降。それは、ドライバーのスキルや戦略以前に、マシンの性能によって勝負が決まることが増えたからだ。ハミルトンがルーキーイヤーにチャンピオン争いをしたことも、その状況を暗示していた。
マシン性能で劣るTOYOTAがマクラーレンを必死に抑え、サイドバイサイドでタイヤをぶつけながら、最後まで逃げ切る。こういう勝負が観たかった。