モッズ・ヘアがタバコを発売か?と思わせて(思いません)、新製品のサンプルを配るキャンペーンでした。
JR恵比寿駅構内にあって改札の真向かい、人の往来が最も多い場所に、タバコの自動販売機を思わせるマシーンが2台設置されていました。「あしたはどっち?」のコピーと共に、ボタンがふたつ。「volume up」と「volume down」、いずれかのボタンを押すとモッズ・ヘアの新製品サンプルがごろっと落ちてきます。もちろんキャッシュフリー。パッケージも、タバコのそれと同等のサイジングがなされていて、明らかにねらってます。「タバコより身近に、タバコより手軽に、モッズ・ヘア」という感じでしょうか(勝手に)。
サンプルを配っているキャンギャルに「それください」と意思表明しなくて済むという観点で、敷居は劇的に下がってますね。また、それなりに人集りだったのですが、相手が“自販”なので自然と列ができていました。人がよってたかって我先にと商品を持って行くのは、なんか正月のデパートみたいじゃないですか。何かを吹っ切らないと参戦できません。その点、サンプル配布ですが叩き売り感が出ず、良い方法だと思いました。
3割くらいは男性が手に取っていたのも、「タバコ」という演出の効果でしょうか。モッズ・ヘア(そもそもシャンプーとかそういうもの)に関心皆無な僕なんかにサンプルを持って帰らせたのだから、キャンペーンとしては大成功だなこりゃ。
モッズ・ヘア|サンプリングキャンペーン
http://www.mods-style.jp/sampling/